マイナ保険証の気になること

最近、ニュースでは、マイナンバーのトラブルが、報道されている。マイナンバーカードは、身近なものになりつつある中、その中でも、マイナ保険証できになることは・・・。

受付窓口処理

病院での受診の受付を考えてみると、診察券と保険証を窓口に提出する。→診察券と提出後、個々がに顔認証付きカードリーダーで受付をすることになる。

カードリーダーは、暗唱番号または、顔認証で受付をするが、お年寄りは、操作できるか?

老眼鏡を取り出して、「薬剤情報・特定健診情報の閲覧」などの同意の選択ができるか?

私の両親にとっては、だいぶハードルが高そうだ。

カードリーダー前で行列

カードリーダーで受付していると、カードリーダーの前に行列ができないだろうか。今は、マイナ保険証が本格稼働していないから、行列など皆無であるが、マイナ保険証に一本化されたのち、一台のカードリーダーでさばけるのだろう。

カードリーダーの故障

カードリーダーは故障しないのか。

カードリーダーが故障して使えないと、10割負担となってしまうのだろうか。特に、新患の場合が心配となる。今は、保険証を出せばいいのだが。

この件に対して、調べてみると、

・予備のカードリーダーを使うか、又は患者に被保険者証等を出してもらい、資格情報を確認し、負担割合に応じて手続きをする。

上記で対応できない場合(初診の患者の場合等):

・コールセンターに連絡し、資格確認(システム障害・大規模災害時)機能を起動
→ 検索が可能となり、氏名(またはカナ氏名)、生年月日、性別、住所
(部分指定可能)、保険者名により検索し、資格確認を行う。

日本医療法人協会HP「イレギュラーなケースへの対応の整理について」より

コールセンターなるものがあり、対応できるようですが、そもそもデーターに不備がある場合は、対応できないですね。

紙の保険証を廃止しない方が得策かと。

イムリーな紐つけ

マイナ保険証で、紐つけが間違いが多いと報道されている。マイナ保険証への保健組合の紐付けは、アナログ処理なのです。たとえば、転職などしたとき、正しく、タイムリーに紐つけできるでしょうか。

リーダーで読み込んだらエラーとなるかもしれません。

政府は、マイナンバーカードの総点検するというが、1回総点検すればいいわけではない。日々データーは、更新されているため、トラブルは、なくならないだろう。

保険証を紛失

以前、保険証を紛失したことがあります。保険証を再発行には、数日程度かかりました。マイナ保険証の場合は、マイナンバーカードの再発行は、3週間から4週間かかります。医療機関の保険証の再確認が、1ヶ月に1回ですので、間違いなく10割負担となりそうですね。

運転免許証となったら、1ヶ月運転できないとは・・、もはや、地獄ですね。

まとめ

マイナ保険証の一本化、もう少しようすを見た方がいいのでは、ないでしょうか。このように急ぐ理由がわかりません。便利さの裏には、リスクが潜んでいます。マイナバーカードを使いたくないという選択は、国民の側にはないのでしょうか。

先日、業務支援システム「社労夢(シャローム)」に対し、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃があり、システムがダウンしました。同様なことが、マイナンバーカードのシステムでも起こらないでしょうか。

100%安全なシステムはありません。紙の保険証は、廃止しないでほしいですね。