自転車のヘルメット努力義務スタート

4月から、自転車に乗るときには、ヘルメット着用が努力義務となりました。約1週間経ちましたが、身の回りでは、ヘルメットを着用して、自転車に乗っている人は、一人もいませんでした。

今月から着用が努力義務化された自転車のヘルメットについて、全国13の都府県で着用率を調べたところ、全体の4%にとどまっていることが警察庁のまとめでわかりました。

NHK NEWS WEBより

過去を振り返ると、50ccバイクのヘリメット着用、シートベルトの着用どれも、法律でしばらないと、定着しませんでしたね。努力義務は、ガス抜き、その後、法整備かな。

ヘルメット有無で、死亡率が2倍になると聞きます。安全をないがしろにする人間の心理は、面白いですね。

警察庁HPより

人は、自分には、絶対に転ばないという思い込みがあるかもしれませんね。昨日は、転ばなかったから、今日も、明日も、大丈夫か。だれが言えるのか??

「KY」聞いたことありますか。KY=危険予知のことです。建設工事や製造現場でよく用いられます。作業に入る前に、その作業には、どんな危険がひそんでいるか、作業前に考えることです。日頃から、考える癖をつけることにより、安全を担保できるようになります。

自転車に乗り、もし、転倒したら・・・と、考えて、ヘルメット着用、長袖、長ズボン、手袋をつけようと考えるでしょう。

自転車に乗っていて、100%転ばないとだれが言えるのでしょうか。

ヘルメットの着用義務はなく、個人の自由です。だから、安全を考えて、他人がどうのこうのではなくて、自分は、着用すると決める。